旧萌尽狼グ

同人音楽サークルkaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ ※更新終了

Studio One Freeで使える無料のオーケストラ音源

Sonatina Symphonic Orchestra

http://sso.mattiaswestlund.net/


440MBのZIPファイルをダウンロードして、解凍したらフォルダごとStudio Oneのサウンドフォントフォルダに入れて、インストゥルメントのPresenceを再読み込みすればOK。


ただし、「Staccato」と「Pizzicato」と付いている音色は、2回目の打鍵が半音ずれて鳴る設定になっているので、ドレミファソラシドと弾くと気持ち悪いことになります。
sfzファイルはテキストエディタで編集できるので、以下の項目をコメントアウト(行頭に「// 」を付ける)します。

最初の<group>

seq_position=1
seq_length=2
この2行をコメントアウト

2番めの<group>

<group>以下全部コメントアウト


sfzを編集したら、もう一度インストゥルメントのPresenceを再読み込みします。


コンガなど一部パーカッションにも同様の設定がされていますが、こちらは連打したときに同じ音が鳴ると不自然なので、このままでいいと思います。


擦弦楽器は弓の返しが設定がされています。
管楽器は1回の息継ぎで演奏できる長さでサンプリングされているようです。
各楽器は元々の音域に沿ってキーアサインされていますが、もっと低い(高い)音が出る気がするんだけどなぁ…と思う音色もあります。


「Staccato」と「Pizzicato」の設定もそうですが、ティンパニーも2オクターブ上に半音ずれた音がキーアサインされていたりして、DTM用というよりはキーボードでの演奏を想定したようなつくりになっている気がします。


チューバとかアタックが遅いので、ノートを前にずらしても動きのあるフレーズを演奏させるのには不向きでしょうね。
ロータリーチューバっぽい柔らかい音で、バルブチューバの張りのある音ではありません。
中学・高校とチューバを吹いていた俺としてはそこが残念です。


また、ピアノやパーカッションのリバーブがきついので、曲によっては合わないかもしれません。