動物はあなたのごはんじゃない
オプションはあなたのごはんじゃない #動物はあなたのごはんじゃない #グラディウス pic.twitter.com/NPrty4PysU
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) January 31, 2014
グラディウスは、亜時空星団バクテリアンによって惑星グラディウスの平和が脅かされるという物語です。
バクテリアンの侵略兵器はメカだけでなく、ドラゴン、石像、植物など、多種多様な生態系がそこにあります。
プレイヤーが操る超時空戦闘機ビックバイパーは、それらバクテリアンの生態系を一騎当千していくわけですが、シリーズ3作目の『グラディウスII~ゴーファーの野望~』において、はじめてビックバイパーの分身がオプションハンターという虫のような敵キャラクターのスリに遭う危険性が発生しました。
絶対的な火力を以って制圧可能とされた敵キャラクターに、破壊不能かつスリを行うという危険極まりない存在が新たに加わったのです。
テレビゲームというのはゲームの遊び方です。ゲームというのはさまざまな制約があり、そこには日常生活では理解不能な理不尽さがたくさん含まれています。
なんの理由も説明されず、分身を奪われるリスクにビックバイパーのパイロットは「オプションはあなたのごはんじゃない。」と叫びました。言うなれば「こんなの絶対おかしいよ」という理不尽さです。
つまり、「動物はあなたのごはんじゃない」という理不尽さは、社会を巻き込んだゲームだったのではないかというのが、私なりの解釈です。
追伸。「オカルティストのためのSF」という視点を与えてくださった『シューティングゲームサイド Vol.2』に感謝します。
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