ヴォイド・ギア/渡部恭久
- アーティスト: ゲームミュージック,渡部恭久
- 出版社/メーカー: Sweep Record
- 発売日: 2013/10/25
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Tr.2「Herz des “Void Gear” -stage 1-」が脳内ループして離れないので感想をまとめたい。
https://twitter.com/yousukeyasui/status/448812204876263424
@yousukeyasui 先日入手しました。PCエンジンCD-ROM2くらいのレトロ感というコンセプトが面白いですね。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) March 26, 2014
https://twitter.com/yousukeyasui/status/448820287518158850
@yousukeyasui リズム隊は今風ながらウワモノがリバーブ強めでモヤモヤしてる感じが'90年代っぽいかなと。軽く生オケっぽい感じになってるのもバブル感あります。それにしてもYack.さんは曲調から少女感を出すのがうまいなぁ。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) March 26, 2014
・
・
・
[レビュー]ヴォイド・ギア - ゲームミュージックの話がしたいんですよ http://t.co/wyfSXc4wEp うーん、ヴォイド・ギアのコンセプトは1990年頃のCD-DAを意識したものなので「のちのYack.である」として聴くべきなのではないか、と思うのだがどうだろうか?
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) April 8, 2014
例えば『メタモジュピター』は、後に『パラッパラッパー』で大ヒットする、元PSY・Sの松浦雅也が初めて手がけたゲームミュージックだが、ああいった意欲的ながら残念な感じってのは、ヴォイド・ギアからはよく伝わってくるのよ。もちろん褒め言葉としてだよ!だからYackさんはいい仕事してる。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) April 8, 2014
実際、バブル期のウリ文句「あの○○氏がウンタラカンタラ!」に惹かれて買うと超肩透かしを食らった経験というのはたくさんあったはずで、ヴォイド・ギアの売り方もまさにそれを踏襲してるのよ。だからYack.ファンが最高のYack.サウンドを求めれば求めるほど作品は遠ざかっていく。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) April 8, 2014
今を楽しめなきゃいけないんだと思う。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) April 8, 2014
個人的にはちゃんとゲーム本編も遊んでおきたいとは思うのだけど、いかんせんキャラクターに対して興味がわかない。なにしろこの少女を操ってゲームを戦い抜かなければならないわけで…CDジャケットの方はかっこいいんだけど。エグゼリカはメカも少女もよくできていたんだなぁ…と改めて認識。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) April 8, 2014
Tr.14「Return of the Breaker -boss E-」がガメラ2000っぽい。あと、時代性をにおわせるYMO的なシンセ音もところどころ顔をのぞかせる。リズム隊は今風だけど、そこをあんまり古臭くすると今の人は聞くのが辛くなってしまうからうまくまとめたように思う。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) April 8, 2014
ヴォイド・ギアはタイムリープものなのだろう。
渡部恭久という人物の来歴を考えると、サイバリオンで頭角を現したのが1988年。
奇しくもPCエンジンCD-ROM2システムが発売された年である。
ヴォイド・ギアはその当時のCD-ROMサウンドというコンセプトで制作されている。
1991年のメタルブラックでYack.サウンドが確立されるよりも前にタイムリープしたのだろう。
ifの世界である。
今でこそZUNTATAのYack.ではないが、これこそまさにZUNTATAのYack.ではないのだ。
ありえたかもしれない、もうひとつのYack.サウンドワールドの幕開けである。