「運指危うきに近寄らず」ってアプリ誰か作ってー!
「運指危うきに近寄らず」ってアプリ誰か作ってー!MIDIデータ読み込ませて楽器と腕を指定したら弾きにくい運指の箇所を指摘してくれるっていうメロディー解析ソフトなんだけど。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) March 15, 2015
カシオの鼻歌作曲アプリ「Chordana Composer」がウケてるので、こういうアプリも欲しい。
作り方を考えてみる。まず、運指に関する膨大なデータ収集が必要だ。ビッグデータとなればソーシャルとの連携が不可欠。楽器プレーヤーからここの運指が厳しい、初心者には難しいといった指摘を集めるためのポータルサイトがまず必要。Twitterから特定のハッシュタグを自動収集してもいい。
ピアノだと右手と左手があって、1人で弾けない場合は連弾なら可能といったアドバイスが必要な場合もあるだろうし、MIDIデータの解析は結構難しそうである。
管楽器の場合は替え指があり、替え指は教則本に載ってなかったりするので、奏者でなければ知り得ない情報もあったりする。管の調性にも左右される。演奏可能な音域も制限される。
考えなければいけないことは多い。
そうした運指に関するデータベースを楽器のカテゴリ別にアプリ内課金にすることで、幅広い楽器に対応させるようにする。メジャーな楽器で稼いだ開発費をマイナーな楽器に充当する。
デフォルトで対応させる楽器を何にするかは悩みどころだし、そこだけはクラウド頼みではなく開発側でデータ収集をなんとかする必要があるので、実際問題立ち上げがすごく難しい気がする…
打ち込みでサンプルがリアルになったりソフトシンセ側の機能で楽器特有の奏法が再現されるようになったり便利になってはいるんだけど、結局MIDIデータの作り方の根本は変わってなくて、弾いたことがない楽器をリアルに打ち込まなければならない苦しみというのは依然として横たわっている。
参考書を読んだり楽器の演奏をビデオとか生で見たり聞いたりしてなんとかしようとするんだけど、個人の得手不得手もあるからサポートしてくれるモノが必要なんだけど。
この楽器はこういうことができないって最初から言われちゃうとメロディーが作れなくなってしまうので、作った後からこの楽器には向かないって言われたほうが気が楽でしょ?
「運指危うきに近寄らず」って名前はダジャレじゃなくてそういう意味もあって。