ニール・ノーマンについて
SFスペクタクル・テーマ・ベスト
というキングレコードのマイナーなCDの話です。
NHK-BSの仮説コレクターZの番宣にバリー・グレイの謎の円盤UFOのテーマが使われていたりとか、UFOっていうかザ・フーはナチスドイツが開発したものだという説があるっていうか、その実中身はドローンそのものだったりするわけで戦後70年経って世間を揺るがすドローンとはげに恐ろしき…
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
@pppnat 自分はPMD98のカヴァーが最初で、次がニール・ノーマンのカヴァーですね。ニール・ノーマンにしては珍しくオリジナルに忠実なカヴァーです。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
ニール・ノーマンというのは日本でいうところの「本人の歌唱ではありません」っていうジャンルのカヴァー音楽ね。このジャンルが好きっていう人はB級すぎてそう多くはないと思う。ホンモノだと思って聞かされることが多いから。ポップス・オーケストラ・アレンジによるカヴァーであり、極めて同人的。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
レコード会社の垣根を超えた復刻版、ベスト盤、コンピレーションアルバムが当たり前になった2000年代にはすっかり消えてしまった。オリジナルでないからこそ夢のコラボが実現したのが1990年代以前にあったニール・ノーマンのようなカヴァーであり、無名の大物アーティストであったといえる。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
わりと自分のやってる音楽というのはニール・ノーマンと似てるところがあって「クッソ、ニセモノかよっ」って可笑しく思ってもらえればいいかなぁ。日本盤では削除されてるけど海外盤のゴジラのベスト盤ではニール・ノーマンのカヴァーが収録されていて、自分も半ば公式に認められたい願望はある。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
レコード会社が連れてきた謎の外人ってのは特撮映画ではまことしやかに語られる部分であり、例えばガメラ3主題歌のユリアーナ・シャノーとか。ニール・ノーマンそのたぐいで、ただひとつ違うことがあるとすれば、最初からベスト盤として存在しているゆえにラインナップに長く居座っていることである。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
CDショップのサウンドトラックの棚に有名映画のテーマ曲集としてカヴァーだとは知らされずにずっと置いてあれば、うっかり買ってしまって被害者を増やすことになる。そういう罪な男ことニール・ノーマンであり、レコード会社の思うツボだ。ただ彼は何も悪いことをしていないし、どう思うかは自由だ。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
ニール・ノーマンという人については何も知らないけどニール・ノーマンが与えてくれたくだらない音楽を熱く語ることはできる。それでいいと思う。自分もそうなりたい。そうでありたい。ASIA LUNARのことはよくわからないけどASIA LUNARの同人音楽よかった。ただそれだけでいい。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
面白くてもつまらなくても人の心を動かすことがエンターテイメントなのだとしたら、僕のしたことが何かしらの楔を心に打ち込むことができたのだとしたら、それでいい。それ以上は求めても仕方がないじゃないか。作品を受け取った人が必ずいいか悪いかを返してくれたら、その物量で僕は窒息してしまう。
— 萌尽狼(5/29グラグラ@Dendo) (@asialunar) 2015, 5月 19
※バリー・グレイはサンダーバードなどのジェリー・アンダーソン作品の音楽を手がけた人物。
※YouTubeでNell Normanで検索すれば出てくると思います。