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萌尽狼グ

音系同人サークルASIA LUNAR代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ

オーバーヘッド型以外のヘッドホンでも耳舐めボイスは再現できるのか?

私はふだんPreSonus HD7というヘッドホンで耳かきボイスを聴いています。
オーバーヘッド型でセミオープン型、周波数特性10Hz~30kHz、市価7000円程度のヘッドホンです。
耳をすっぽりとおおうタイプのヘッドホンなので、耳かきボイスはもちろん耳たぶを舐める音声もリアルに再生できます。

さて、ここでふとした疑問が。

オーバーヘッド型以外のヘッドホンでも耳舐めボイスは再現できるのでしょうか?


手もとにある2つのヘッドホンで検証してみました。

JVC HA-S400-R

JVC HA-S400-R 密閉型ヘッドホン 折りたたみ式 レッド

JVC HA-S400-R 密閉型ヘッドホン 折りたたみ式 レッド

(ポータブル型、耳のせ型、密閉型、周波数特性10Hz~24kHz、市価2000円程度)

Sony Ericsson Walkman Phone Xmini付属のMDR-EX-85SL相当品

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー ブラック MDR-EX85SL B

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー ブラック MDR-EX85SL B

(インナーイヤー型、カナル型、密閉型、周波数特性5Hz~24kHz、市価5000円程度)

再生したのは、めがみそふと『撫猫さんと耳かき』の「其の五 おまけの耳舐め」(27分)。
www.dlsite.com
①右耳接吻 ②左耳接吻 ③左耳たぶ舐め ④左耳溝舐め ⑤左耳裏舐め ⑥右耳甘噛み ⑦右耳窪み舐め ⑧右耳裏舐め という構成。
外側から内側へじっくりと舐められ、しかも左右でプレイ内容が異なります。
今回は特に「⑤左耳裏舐め」の再現度を検証しました。

再生環境は、DACにZOOM UAC-2、アナログミキサーにTAPCO MIX60、プレイヤーソフトにMusicBeeを使用しています。

ZOOM USB3.0 オーディオコンバーター UAC-2

ZOOM USB3.0 オーディオコンバーター UAC-2

MACKIE ウルトラコンパクトミキサー MIX.60 MIX60

MACKIE ウルトラコンパクトミキサー MIX.60 MIX60

44kHz/128kbpsのMP3をMusicBeeで192kHzにアップサンプリングしています。
UAC-2のヘッドホン出力よりも高音域がくっきりするためミキサーを通しています。

以下、検証結果です。

JVC HA-S400-R(耳のせ型)

残念ながら耳の裏側を舐められている感触は再現できませんでした。③~⑤の違いはあまり感じられず、耳の外側を舐められている音しか聞こえません。耳のせ型だけに仕方がないのかも?

MDR-EX-85SL相当品(カナル型

イヤホンよりも外側で音が鳴っているような感じがしますが、耳の裏側を舐められているのかというと微妙な感触です。JVC HA-S400-Rに比べると再現度は高いといえるでしょう。
というわけで、耳舐めボイスの再現度に関しては「オーバーヘッド型>カナル型>耳のせ型」という結果になりました。*1

付録:耳かきボイス作品紹介

耳舐めボイスとかエッチでニッチなものよりコッチのほうが需要があるかも?

耳かきボイスとは?

膝枕で耳かきしてもらうシチュエーションの同人音声作品。男性向けが多いですが女性向けもあります。
ダミーヘッドマイクでバイノーラル録音された音声や効果音を使用しているものが多く、効果音のみを制作・頒布しているサークルもあります。
バイノーラル録音の場合、立体的に聞こえるため、視聴にはヘッドホンが必須ですが、それ以外に特別な装置は必要ありません。普通のスピーカーでは作品の意図通りに再生できないので注意です。
耳かき効果音はノイズ(雑音)なので、耳の中へ異物が挿抜される感触に最初は驚くのですが、慣れてくると癒やし効果を発揮する不思議なものです。
ただし、ダミーヘッドマイクである都合上、その感触はリアルとは言いがたいものも多く、サークルごとの特色が表れやすいです。耳かき、梵天、綿棒など素材による違いを楽しめる作品もあります。
耳かきボイスそのものは全年齢対象ですが、耳舐めなどのエッチな音声や効果音を含む場合、15禁・18禁になる作品もあります。今回使用した、めがみそふと『撫猫さんと耳かき』も15禁作品です。
ちなみに、声量のある声ならさまざまなキャラクターを演じ分けられる声優さんでも、ささやき声や呼吸音までは演技できないのか、気に入った声優さんが見つかるとそういうところまで聴きこんでしまうのがフェチだなぁと思いました。

おすすめの耳かきボイス作品

Erypsの『耳かき日和』シリーズから聴き始めて、定番のシロクマの嫁も聴いていましたが、最近はとみみ庵の作品がメインで、とみみ庵は安いので全部買いました。
聴き始めた頃は刺激的な効果音を求めていましたが、最近は済んだ音で落ち着きのあるゆったりとした時間を過ごせる作品が好きですね。

とみみ庵『お家でゆっくり癒されませんか?』

www.dlsite.com
200円とは思えないハイクオリティな作品。
寝落ちしてぶっ倒れているところを女子高生に心配されて介抱されるというシチュエーション。
整髪の髪切りハサミの動きがうそ臭い(母親が美容師だったのでわかる)のを除けば、効果音のリアルさ、声優さんの演技、全体のボリューム、どれをとっても満足のいく内容です。

とみみ庵『休日屋』

www.dlsite.com
同じく200円とは思えないハイクオリティな作品です。
『お家でゆっくり癒されませんか?』と同じ声優さんが演じていますが、田舎で休日を過ごすというシチュエーションの異なる作品で、多少ストーリー性はありますが気になるほどではありません。
このサークルは環境音や効果音にこだわりがあるようで、環境音だけの場面も多いので、音フェチには嬉しい半面、純粋に耳かきボイスが聞きたいだけの人には、少し退屈に思えてしまうかもしれません。

桃色CODE『道草屋 すずしろ-雨の日』

www.dlsite.com
176khzのハイレゾ音源で、ダウンロード時に6分割された圧縮ファイルは3.8GB、解凍すると5.8GBにもなる巨大な耳かきボイスです。
環境音がリアルに収録されており、田舎の雨の日の縁側を堪能することができます。
続編モノですが音声そのもののストーリー性は低く、単体でも楽しめる内容です。
すずしろの性格はおとなしいですが、夜の部では取り乱す場面もあり、ちょっと驚いてしまうかもしれません。
なぜすずしろは髪の毛を気にしているのか? などのキャラクター設定はおまけの数コマまんがを読むとわかります。むしろこちらが本編では? と思うほどのボリュームです。
耳かきはとてもゆっくりなので、癒やしには向いているかもしれませんが、耳かきの動きを楽しみたい方には不向きかも?
ところで、童謡「あめふり」のメロディーはこれで正しいのでしょうか? 「あめあめ ふれふれ かあさんが」の「ふれふれ」のところが私の記憶と音程が違うので、どうにも音痴に聞こえてしまうのですが…

*1:耳かきボイスだったら「オーバーヘッド型>耳のせ型>カナル型」ということもあるので甲乙つけがたいですね。