大社線廃線めぐり(出雲高松駅~荒茅駅)
今日は午後から雨の予報だったので午前中に大社線の出雲高松駅と荒茅駅のプラットホーム跡を見て来ました(写真は荒茅駅)。自宅から往復で18kmほどの自転車散歩です。
国道9号線白枝交差点から市道塩冶287号線(サイクリングロード)を進みます。
国道9号線の橋の工事について
国道9号線の白枝交差点から先でずっと橋の工事をやっていて、橋の下には川も道もなく、ただなんとなく廃線跡地かなと思っていたんだけど、調べたらやっぱり国鉄大社線の廃線跡地だったんですね。 pic.twitter.com/V9bm7j9OUM
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) 2016年4月1日
このサイクリングロードが大社線の廃線跡だと知る前は、川もないのにどうしてこんな急な橋があるのか不思議だったんですが、現在橋の架け替え工事が進められています。
線路がなくなったわけですから、なぜ橋の架け替え?と思うところですが、実は大社線の廃線跡に沿って赤川の付け替え工事が行われているのです。
現在フェンスで囲われているところに川が流れているので、橋の下をくぐり抜けると突然川が流れていてびっくりします。
忠魂碑
出雲高松駅の手前に砲弾型の忠魂碑がありました。第二次世界大戦までの戦没者名が刻まれていました。
1924年(大正13年)12月建之ですが、高松小学校の沿革によれば、2002年(平成14年)3月にこの地に移転したとのことです。
出雲高松駅
忠魂碑の先に出雲高松駅のプラットホーム跡がありました。
また、よく見ると高松駅前橋にはかつての駅の姿を偲ぶ古い写真が掲げられていました。
雲行きが怪しくなってきましたが、荒茅駅まで1.5kmですからもう少し粘ってみます。
出雲高松駅から先はサイクリングロードが途切れているので、県道162号線を迂回します。
荒茅駅
立派な桜の木の向こうに荒茅駅プラットホーム跡がありました。
また、自衛隊前踏切の遺構もありました。
廃線跡はまだ先に続いていますが、大社駅はまたの機会にして引き返します。
踏切名にもあるように、駅前には陸上自衛隊出雲駐屯地(第13偵察隊)があります。