立久恵峡~須佐神社~出雲大社をドライブ
8月14日の昼から米子の元同僚が出雲に遊びに来たので、昨年9月に大根島とどっちに行くか迷って、今年3月に自転車で行けなかった立久恵峡までとりあえずドライブしたら、ちょっと先に須佐神社があるのでついでに行ってみることになって、その後私が「実は4年半出雲にいてまだ出雲大社行ったことないんだよね」って言ったことで出雲大社まで案内してもらうことになりました。
昼食:三菜膳
ここのおばんざいは安くてボリュームがあって栄養バランスもよくて店内は落ち着けていいことだらけです。
立久恵峡
「たちくえきょう」と読むんですがスマホで一発で変換できなくて苦労しました。出雲に数ある観光地の中でも比較的マイナーなスポットです。
神戸川の清流にそって約2kmにわたり高さ100~200mもの岩壁がそそり立ち、その景観が九州の耶馬渓谷に似ていることから「山陰の耶馬渓」とも称されています。
https://www.izumo-kankou.gr.jp/679
国道184号線は一畑電気鉄道立久恵線(1932~1965)の廃線跡を転用したため上下線が分離していて、上り線(出雲市街地方面)が廃線跡を転用した道路になっています。
写真はちょうど折り返し地点で一旦停車し、この先どうしようかと話した時のもの。
右が下り線、左が上り線。
ここ路線バス走ってるんだよね!?ってくらい崖が迫った曲がりくねった狭い道で、これで一方通行でなければ間違いなく酷道ですね。
上り線にはわかあゆの里キャンプ場や立久恵峡撮影スポットには駐車場がありますが、そのほとんどがただの渓谷というか山で、奇岩が連なる絶景は出雲市街地方面にほんのちょっとしかないので、期待したほど見どころがないというのが正直な感想です。
層雲峡なんかに比べると車を停めてまでして写真を撮るほどのものでもないかな?と。
須佐神社
気温34℃。暑い。
ゆかり館という紫髪の貧乳VOCALOIDみたいな名前の温泉施設が隣接しており、ここに車を停めて須佐川を挟んで約100m先に須佐神社がある。
須佐川、いい眺めだがすっかり干上がっている。
須佐神社はヤマタノオロチを退治した英雄である須佐之男命(スサノオノミコト)の神社であり、シン・ゴジラ的に言えば矢口蘭堂の神社ということになる。
『出雲国風土記』の須佐郷の条には、須佐之男命が当地に来て最後の開拓をし、「この国は小さい国だがよい国だ。自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と言って「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮めたと記されています。
https://www.izumo-kankou.gr.jp/684
10年後に総理になるよりこの国が残っていることを選んでヤシオリ作戦に臨んだ矢口蘭堂と須佐之男命像が重なるものがあります。
須佐神社でもポケモンGOは禁止されていました。ものすごく手書きの注意書きで目を引いた。巫女さんが書いたのかな?
社殿の後ろには樹齢推定約1300年、幹周り6m、樹高約24mの大杉が、まるで凍結されたシン・ゴジラのように立っています。
出雲大社
お盆なので人大杉。顔にモザイクかけないといけないねと言っていたのでかけた。まともに写真撮りたきゃこんな日に来るべきじゃないよね。
無料の神門通り交通広場駐車場に車を停めるなど地元の人ならではのスムーズな案内で進行。イカ焼きのような観光地のニオイがする。鎌倉に近い雰囲気。浅草じゃないね。
ここで写真撮っておくといいよ~というのでとりあえずシャッターを切るものの、須佐神社に比べて暑さでやる気がない。
遠くに巫女さんと一緒に記念撮影してる人が見えてうらやましかったのだが、ズームしてみたものの写真には撮れなかった残念。
ところで出雲大社の敷地内を流れる小川は日照りですっかり干からびていたが、防火上問題はないのだろうか?