萌尽狼グ

音系同人サークルASIA LUNAR代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ

萌尽狼のチップチューンのすべて All About Moetsukiro's Chiptune

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本はあとがきから読む方です。どうもこんにちは、あなたの街の1音チップチューナー萌尽狼です。

このタイミングでチップチューンのアルバムを出す以上、hallyさんの『チップチューンのすべて』を読まずにライナーノーツをまとめるわけにはいかないだろうと思い、お盆ですから通販の到着予定日を見て買いに行ったほうが早いと思い、ネットで在庫確認してから旭川の書店で買ってきたわけですが、なにしろあの分厚さゆえに手出しすることを躊躇しているうちに数ヶ月経ってしまったわけですから、どこから攻めるべきかといえばやっぱりうしろからなんです。バックアタックなんです。逃げると小銭をばらまいてしまうんです。それでもアーティストインタビューだけで100ページ近くはあるわけなんですが。

私は読書が苦手で、おまけに積読のクセがあるのでちょっとめくって数年放置してしまった本が書棚を埋め尽くしているわけですが、悪いのはすぐにSNSという時間泥棒に気を許してしまうことだということに最近気が付きました。パソコンの電源をオフにして、かじりつく相手を本に切り替えるだけで、案外読めてしまうものなんです。読むといっても内容を理解する必要はないというか、理解しようとすると立ち止まる時間が長くなってしまうので、まずは印刷されている字を目で追うことに集中しようと。それでざっと目を通してなんとなくわかったことで読めた気になればそれでOKで、なんか心に引っかかるものがあれば読み返せばいいのです。

そんなわけで、書店に行く前に新書を1冊、旭川との往復でもう1冊読んだのですが、ちょっと助走をつけすぎました。肝心の『チップチューンのすべて』に手を付ける前に息も絶え絶えになってしまいまして、だからまだちゃんと読めてないのです。読書不足が身にしみます。それでも読もうという気持ちが冷めないうちになんとか読み切ってしまわないといけません。いけないんだけど、積読しているうちに鮮度が落ちた新書を冷めた目で眺めるのと、マストバイな本とがっぷり四つになっているのではワケが違います。自分と同じ土俵にいながら全く別の境遇だった人たちの情報がなだれ込んできて、なんとなく自分のことも振り返ってみたくなってしまったのです。

昔の曲もあるので、ブログではなく動画でまとめるのが適当だろうと軽い気持ちで始めたので、半日もあれば形になるだろうと思っていたのですが、結局終日作業になってしまいました。昼食後、見直すとイケてないじゃんコレって作り直し、というものづくりあるあるパターンです。それにしても「タイムライン」で画像検索すると「LINE」の画像ばかり出てくるのには驚きました。「timeline」で検索するとFacebookで一躍有名になった一本線からふきだしが出ているあのタイムラインがようやく出てきます。ただプレゼン資料のタイムラインは時系列が数年単位とか等間隔に並んでいることが多いのですが、自分の場合はそうはいかないので、テンプレートをそのまま使うわけにもいかず、動画のレイアウトもあるので少し悩みました。

仮タイトルは「チップチューン自分史」だったのですが「萌尽狼のチップチューン自分史」にしないと誰の自分史なのかわからないよね、だったら「萌尽狼のチップチューンのすべて」にしようか、ということで、バズワードは承知の上です。hallyさんと、hallyさんの著書を検索してここへ来てしまったみなさんごめんなさい。フォントは明朝体でもない、綜藝体でもないとこねくり回した結果、フロップデザインの「スマートフォントUI」になったのですが、アポストロフィーが妙に間隔空いてしまうのですよね。ここはちょっと残念。あと、表紙はシンプルすぎました。どうもデザインもミニマルな方向に行ってしまいがちで。

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内容としては、その年にあった出来事を箇条書きでまとめて、代表曲を1曲ピックアップという形式を取りました。振り返ると音楽に興味を持った中学生から先の人生はどこかで必ずチップチューンをやっていたので、記憶に残っているだけでも四半世紀におよぶわけですが、その中からの10曲ということになります。ベスト盤とは違って、その年の出来事に関係性の高い曲を選んでいるので、当然なんじゃこりゃ?ってものもあります。黒歴史ってヤツですよね。初期の拙いものはもうどうしようもありませんが、ある意味今の自分ではどうあがいたってつくれっこないものですから(それはよたったカセットテープ録音という意味も含めて)、必要だから蔵出ししたとしか言いようがありません。今回の1音チップチューンにしてもそうですけど、器に対してやりたいことがはみ出してしまって、それをなんとか形にできればいいんですけど、青二才ではどうしようもなかったんですね。

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ちなみに中学のパソコンクラブ(毎週水曜日の放課後1時間だけの一般クラブ)で半年かけて打ち込んでいたのは東亜プランの『ヘルファイヤー』の「READY TO GO」のレンタルしたサントラCDから写譜したやつで、「CAPTAIN LANCER」には行かず「READY TO GO」だけで終わってしまうし、レンタルで聞いただけ(当時はピンときてなくてカセットテープにダビングしなかった)だったので記憶がなく、テンポはものすごく遅かったような、そんな記憶があります。当然中学校にはパソコンクラブが使えるテープレコーダーなんかないわけですから、FM TOWNSの内蔵FM音源で演奏した人生初のDTMは、私の記憶の中にしか残っていないわけなのですが。この写譜が、後年スカアレンジの際に役に立ち、作曲者の上村建也氏の前で演奏することになるのですから、世の中不思議なものです。

なんで『でべろスターターキット・アセンブラ編』なんかに手を出したんだよ!って点も含めて、人生には数多くの失敗や分岐点があるのですが、その結果今の自分があるということなのですよね。今回作った動画、正直あまり褒められたものではないと思いますが、私の活動に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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動画内でも触れていますが、9/10頃にニューアルバム『禁重音狂奏曲』をリリース予定です。モノフォニック・チップチューンという人を選ぶ内容ですが(チップチューンという時点で相当選ばれた人だと思いますが!!)、そう数多く出回るものでもないのでぜひCDをゲットしていただければと思います。
又、ゲスト募集も残すところ2週間弱といったところですが、まだまだ作品募集中ですので、夏休みの思い出づくりによろしくお願いします。
『禁重音狂奏曲』の特設サイトはこちら。
http://asialunar.info/monophonic_chiptune.html

さーて『チップチューンのすべて』を読む集中力がないから昼寝すっかー(一番いけないヤツ)