萌尽狼グ

音系同人サークルASIA LUNAR・kaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ

PS3版ケツイとアンダーディフィートHDの感想

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PS3を801円で買って1週間の間にケツイアンダーディフィートHDを買いましたので、ファーストインプレッションをまとめました。

ケツイ~絆地獄たち~ EXTRA 初回限定版

ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA (限定版) - PS3

ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA (限定版) - PS3

ダウンロード版よりパッケージ版の中古のほうが4200円で安かった。
ケツイに関してはKONAKENでしばしば目にしてきたし、当サークルでも『空中戦車道』でアレンジしているのだが、実際にゲームをプレイするのは今回が初めて。
まずは難易度をイージー、残機を5に設定。初回プレイではコンティニューできないが、数回ゲームオーバーを繰り返しているとフリープレイになる仕様。
アーケードモードを数回プレイした結果、2P側TYPE-Bでコンティニューしまくってエンディングが見れた。
ただ、イージーだと弾速が遅くてどうもヘリシューを遊んだ気になれない(と思うのは東亜プランの刷り込みだと思う)。
そこで試しに最高難易度のベリーハードに設定してみる。確かにイージーよりも死にまくるんだけど、これが思いの外面白かった。
Xモードを途中までTYPE-Bで進めて、最終面でTYPE-Aでコンティニューしてエンディングを見た。
そうか、弾幕STGはずっと苦手だったが、とりあえずエンディングは見させてくれるもんなんだ。
Wiiの『カラス』という、イージーで放置していてもエンディングまでたどり着くSTGを思い出す)
確かにコンティニューしまくってエンディングを見てもストーリーは完結しない。しかし、どんなステージでどんな敵が出てどんな弾幕なのか知らなければ攻略しようがないのも確か。
実際に遊んで見てみなければ、付属のスーパープレイブルーレイも、ただすごいだけで終わってしまうものなのだ。
そして世の中にはとりあえずエンディングを見させてくれるSTGと、そうでないSTGがあることに気づく。
プレイスタイルもコンティニューしないのが正義という考え方と、コンティニューしまくってでもクリアするのが正義という考え方があることにも。
一度ベリーハードでキツイものを体験した後だと、難易度をノーマルに下げたときノーミスで長く進めるようになってくる。
イージーでコンティニューせずクリアできずにあきらめていた今までの遊び方がもったいないことをしていたんだなと思い、PS1ゲームアーカイブスで既に持っていた『首領蜂』『怒首領蜂』でも同様に遊んでみる。
ムズイ! ムズすぎる!!
同じ弾幕といってもケツイと蜂では流れがまるで違う。ケツイは流れるようにパターンをつかみやすいが、蜂はパターンがつかみにくい。
古いゲームなので洗練されていないとも言えるが、おそらく首領蜂シリーズに共通するパターンなのだろう。後ろから飛んでくるいやらしい敵とか弾はケツイにはないですからね。
(PS版『首領蜂』は縦に上下するスクロールということもあり、画面外で見えてないだけかもしれない)
並木学さんの音楽については雰囲気としては『怒首領蜂 大往生』の色が濃いものの、4面あたりから急に『弾銃フィーバロン』が顔をのぞかせてくる印象がある。
これが殺しにかかってくる雰囲気とあいまって非常によい。あとメインテーマが最終面でアレンジされる流れは梅本竜さんが『赤い刀』でもやっている。
音楽としてはごく当たり前の手法ながら、ゲーム音楽では全て別の曲を用意しなければならない事が多く、つい見落としてしまいがちである。
オプションまわりは非常に細かく設定することができ、正直素人の僕にはよくわからない。
アンチエイリアスの種類も選べるようだが、デフォルトのままで特に見づらいということはなかった。
総じて満足度は高い。

アンダーディフィートHD

アンダーディフィートHD(通常版) - PS3

アンダーディフィートHD(通常版) - PS3

パッケージ版の新品がまだ手に入るもののダウンロード版の方が安かったのでダウンロードした。
ドリームキャストの非純正VGAボックスが早くに壊れてしまい、アンダーディフィートを高画質で遊びたいが、今更ドリームキャストVGAを買い直すことに抵抗があった。
VGAケーブルなるアヤシイものも出回っており、それと比較すれば高くついたわけではあるが、PS3が安く手に入ったことでアンダーディフィートHDがその代用たりえるかが今回の焦点。
結論としては、デキはドリームキャスト版のほうがよい。
どういうわけか全体的に処理落ちが激しい。そしてどういうわけか2面ボス破壊後の雨の効果音がキレイにループしない。
先述のケツイと比べるとアンダーディフィートはクリアさせてくれないSTGだ。
だからこそドリームキャスト版にはあったお手本リプレイデータがPS3版ではなくなっていて見れないのが不満。
ニューオーダーモードは難易度は下がっているものの、自機の振り向き角度の拡大によってゲーム性そのものが大きく変わってしまっており、全く別のゲームのように思える。
右スティックモードはスティックを離すとニュートラル(正面)に自動的に戻る仕様でクセが強く、正直慣れるまでがんばって使いこなしてみようという気が起きなかった。
またニューオーダーモード+は、そもそもオンラインマニュアルに説明がないのが不満なのだが、ワーニングゲージによって自機の操作に縛りが生じてしまい、結果的にアンダーディフィートらしさを損ねてしまっている。
個人的には解像度はドリームキャスト版と同じで処理が軽いモードがあれば最高だった。
音楽に関しては安井洋介さんのアレンジ・新曲(これも『空中戦車道』でアレンジした)が道中のみということもあり、細江慎治さんのオリジナルと混ぜるとどうにも違和感がある。
ニューオーダーモードのボス曲がないっていうのもイマイチ盛り上がりに欠けるし(『究極タイガー』っぽいと言えないこともないが)どうして全曲新曲にしなかったのかなあ?
もともとがフルポリゴンのSTGということもありHD化で戦車などの細かいディティールが生きることになったのはよいことだとは思うが、それがゲーム性を高めることに寄与していないのが痛い。
また、残機が増えないルールなら、せめて最初からフリープレイにしてほしかったなあ。そこまでドリームキャスト版と同じじゃなくていいじゃん。
あと、弾の高低差や画面の狭さによる謎の激突死が相変わらずあり、このゲームならではの妙なクセは依然としてプレイヤーを苦しめるなあ。ここが解消されればもっと万人受けするのに。
アンダーディフィート、好きなゲームだけど、ドリームキャスト版では感じられた美学が、PS3版では感じられずツライ。

蛇足

リアル路線と言われるアンダーディフィートだけどヘリコプターは単座で、ケツイは複座でヘリコプターとしてはリアルな設定というのが興味深いですなあ。