旧萌尽狼グ

同人音楽サークルkaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ ※更新終了

北海道コミティア9お疲れ様でした

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12/2にホテルライフォート札幌で北海道コミティア9が開催されました。ご参加の皆さんお疲れ様でした。
芸文館から会場を移してはじめての北海道コミティアということもありスタッフ・サークル・一般参加者ともに不慣れなことがあるイベントだったのではと思います。
当サークルは前回視察を踏まえての初参加となりました。売れ行きはまずまずで手ごたえは十分ありましたが反省点も多々ありました。
当日夜は疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突し…ではなくまとめができませんでしたが、それには理由がありました。詳しくは後ほど。

会場について

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ホテルさっぽろ芸文館(旧北海道厚生年金会館)閉鎖にともない、札幌市営地下鉄南北線中島公園駅近くのホテルライフォート札幌に移転してはじめての北海道コミティアとなりました。
中島公園駅からホテルライフォート札幌までの道のりは迷うこともなく問題なかったのですが、ホテル前の道路は交通量もあり、押しボタン式の横断歩道もありますが、荷物が少なければ手前の歩道橋を利用するのが賢明かなと思いました。サークル搬入口はエレベーターホールだったので大荷物に便利な半面、チェックアウトするホテル利用客も手荷物を抱えているので、すれ違うときの配慮が必要かなと思いました。
会場は芸文館同様落ち着いた雰囲気でイベントに合っていました。また一室にすべてまとまっているのでイベント全体が見渡せてよいというメリットもありました。問題は通路が狭くすれ違いざまに身体や机にぶつかりやすいこと、途中で立ち止まってしまうとなかなか先に進めないことです。
個人的にはゲームレジェンドの会場となっている川口駅前市民ホールフレンディアよりは島中に余裕がある狭さだったので特に不便は感じなかったのですが、これから募集スペース数が増えることを考えると結構キャパシティは余裕がないのかもしれません。
入口から大きな階段をのぼって、ホール前の通路にも十分な余裕があり、一般入場の動線確保には大変有利な会場だと思います。寒い季節には、一般待機列を屋根付きで提供できることもポイントでしょう。
次回は10回記念ということで東西線東札幌駅近くの札幌コンベンションセンターに会場を移すのですが11回以降はまたこのホテルを会場にするのでしょうか? 札幌コンベンションセンターは駅から会場までが遠く道順もわかりにくいという欠点がありますので、行きやすさという点ではこの会場もアリだと思うのですが。

当日企画について

会場移転にともない本部企画の見直しがありました。特に芸文館では恒例だったらしいドリンクサービス・スペシャルドリンクがなくなったのが大きいです。そのかわりトイレ前に自販機がありましたし、1階のレストランでランチバイキングも楽しめたようですから、一般参加者の休憩スペースには困らない会場だったということでしょうか。
当サークルは「ブロックノート」「お品書~本日のおすすめ品~」「音楽サークル支援BGM放送」とほぼすべての本部企画に参加しました。「音楽サークル支援BGM放送」は既にまったりタイムに突入したあとの最後に演奏されたこと、最後の曲の途中でアナウンスがかぶってしまったこと、3サークルまとめて紹介後にBGMが流れたことなどから、放送の効果で作品が売れたようなことはありませんでした。
「ブロックノート」は4巡しましたが、途中からUFOのような形のシャンデリアの話で盛り上がりましたね。

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ホテルライフォート札幌のシャンデリア

見本誌コーナーについて

見本誌の扱いはイベントによって様々で、コミケは見本誌提出アリですが見本誌コーナーはありませんし、M3は見本誌提出ナシですが試聴コーナーはあります。
その点北海道コミティアは見本誌コーナーへの新刊提出で済ませられるので合理的と言えるかもしれません。
見本誌コーナーには感想を書く短冊が用意されているのもポイント。間接的とはいえ読者と作り手をつなぐ活動を本部が行っているというわけですね。
音系としては試聴コーナーではないので試聴用CDプレーヤーは用意されていません。一般参加者が持参してくるとも考えにくいです。
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そこで当サークル作品には試聴用QRコードを印刷することにしました。表4(ブックレット裏表紙)に印刷しているのでCDケースを開けた人、つまり作品内容に興味を持った人が気づいてくれたら…ということなのですが。
もちろんASIA LUNARの旧作には印刷していないので限定的ではあるのですが、前回の経験を踏まえて、何もしないよりはマシかと思っています。
なお、次回の北海道コミティア10からは音楽系がジャンルとなる関係上、何らかの試聴コーナーが用意されることになりそうです。

参加者アンケートについて

これは前回一般参加時にも思ったことですが、項目数が多いので、すぐに書ける内容じゃないよなあ。一見さんには厳しい設問も多いですし。
その上明日12/9必着じゃ今から書くのもアレだなあ…というのが正直なところです。平日動けない人のためにもう少し〆切をのばしてほしいですね。コミケだと申込用紙に書いてあるような内容ではあるのですが。
ちなみに「サークルさん教えて!」の「作業中に聴くBGM」ですが、音系は聴けません!音楽作ってるんですから。聴きたいのはヤマヤマなのですがみんな我慢して自分の曲作ってると思います…
…ここに自分の作品とか挙げてくださる方がいたりしたらモチベーション爆上がりなんでしょうな…

scytheさんが来ました

設営完了後ツイッターで知り合いのチップチューナーさいずさんが札幌に来ていると知り声をかけたら月寒で用事を済ませた後に立ち寄ってくださいました。
その後、ツイッター上で意気投合して次回に向けてコラボ企画をやることになりました!


次回参加イベントについて

次回6/30の北海道コミティア10には申込予定です。ただ、scytheさんとのコラボ企画が決まったことで、4/28のM3-2019春への申込も検討しています。
M3-2019春の後には5/12に本家東京コミティア128が、5/19にゲームレジェンド30(フレンディアでのラスト開催)がありますが参加は厳しいですね。

ナマコの落とし物?


ナマコの落し物があったそうです。持ち主は現れたのでしょうか?北ティアの落とし物が築地市場レベルですね。乾燥ナマコであることを祈りたいです。もしかしてマフラーも練り物?
「北ティアのナマコさん」北海道コミティアに新しいキャラクターが誕生したかもしれません。次回作にいかがですか?

あとがき

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設営完了時の様子
スペース展示については盆明けから着々と準備を進めてきましたが、どうしても突発CDを出したいという思いを捨てきれず、開催まで精神的余裕がありませんでした。
その分会場のなごやかなムードにかなり救われたところはあったと思います。突発CDにかけた思いは既に動き始めている次回作に昇華されたものと思っています。
kaguyadepthのデビュー戦としては順調で、欲を言えばもう少し作品を手にとってもらえる率を高めていければなあと思うところではあります。
ただ値札に説明書きを入れることで言わなきゃわかんない、説明したのに買ってもらえず悔しい、という思いはしなくなったのかなと思います。
カバンひとつで直接参加できる物量とはいえ折りたたみがきかないためどうしてもかさばるといった問題点もあります。M3はミニスペースで申し込むので今回よりさらに狭くなりますし…
コミティアは創作オンリー、創作の定義とは?といったところで敷居が高そう、うちのサークル大丈夫?といった懸念もありましたが、一度参加したことでそのへんは払拭されました。
他のオールジャンル同人イベントに比べてアウェー感が少ないのも助かります。北海道コミティアさんとはうまくやっていけそうな気がします。

当日のツイートまとめ