「新・オタク経済 3兆円市場の地殻大変動」読了
- 作者: 原田曜平
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 新書
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俺「俺実はオタクなんすよww」美容師「へーそうなんだwwじゃあAKBとか好きなんだww」俺「いやAKBはあんまり...」美容師「あ、そう?あ、でも私、ワンピースとか好きだよ?ww」俺「いやジャンプはあんまり...」美容師「オタクじゃないじゃん」 オタクの定義って・・・
— モルさんと呼べ(しかし中身はおっさんw (@pandorazeroc19) February 24, 2016
このツイートを見てこの本の存在を思い出した。
そいやこれまだ読んでなかった…オタク、結構変わってきてるみたいですよ? pic.twitter.com/IZNgzTqQHD
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 24, 2016
「新・オタク経済」読み始めた。まずわかったのは今の若者はメジャーなアニメにひとつでも夢中になったらオタクと公言するようになった(ここにビデオ・グッズなどの消費は含まれない)ので、RTした美容師さんの反応は正しいことになる。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 24, 2016
確かに旧来のオタクがオタクをやめてもマイルドオタクのおかげでゆるーくオタクを続けられてる感はあるよなあ…
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
マスコミが固定化する旧来オタクの容姿はオールドスクールとしてもはやいちジャンル化したコスプレ対称なのか…
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
エロアニメに出てくるオタクは、ようじょに手を出すためにあえて旧来オタクのコスプレをして素性を隠してる若いリア充オタク、とか深読みするようになるのか…(´・ω・`)
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
ガンダムSEEDの写真、なんで楽譜集なんだろう?って思ったけど、現行商品でメーカーから掲載許可が取れるのが楽譜集しかなかったのかも? pic.twitter.com/p9L8gDeQ1Y
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
若いオタクが作品のルーツや元ネタにあまり興味がないという元説は、ちょっと自分の創作スタイルに関連するところでもあるので見逃せないなあ
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
オタクという絞り込み方で1975年以降の人を世代別に分類しているわけだけど、これってオタクでなくてもその傾向は見いだせるわけで、たぶん仕事もファッション感覚で深く知ることには興味がない人が増えてるのかなあ…と。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
ライトノベルのタイトルに自虐的なものが増えたと同時に市場が先細りになってきたというのは、もしかしたら「今のオタクにはコンプレックスが少ない」ということが関連してるのかもしれませんね。つまり書き手の狙いとターゲット層のミスマッチングです。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
@asialunar また上の世代のオタクが自虐的であるのに対して、今のオタクがそうではなくなったきているか、上の世代を笑える立場に変化してきているか、とも捉えられます。つまり古いオタクは単に滑稽だと…(´・ω・`)
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
「無限回収」というのは全然知らなかった。なるほどソシャゲのガチャも無限回収にあてはまるのかな?
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
そもそも無限回収できるほど弾数出てないジャンルしか今まで経験なかったもんでな…
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
そう考えるとレトロゲーマーで無限回収されたゲームって燃えプロとジーコサッカーかもしれない?
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
@asialunar いや、アレには作品に対する愛とかそれを可視化したいというのはないだろ
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
「新・オタク経済」は実際のオタク100人をサンプルとしているところが、これまでの官民資料の積み上げだけを論拠とするオタク本との違いですなあ。抽出サンプルが尖りすぎてる気はするけど、生の声は論説にパワーを感じるなあ。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
ジャズミュージシャンの楽しみかたはジャンルは変わってもプレイスタイルは一貫していることに対して魅力を感じるか?なので、そこに気づく前(古川もとあきさんとか)は音ゲーで離れちゃったけど、それに気づくとこんな曲もやるのか!って楽しみしかない。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
「新・オタク経済」読了。なかなか読み終わらず、後半ダレながらジャン=リュック・ポンティのアルバムも7枚目に突入…著者の原田氏は俺より2歳年上だけど、20年前はオタクを遠巻きに見ていた一人だったとあとがきにありますね。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
自分はこの中だとイタオタに分類されるそうです…てか同人即売会やDJイベントで顔バレしててそれなりに交遊関係あるオタクはみんなこのカテゴリですよ… pic.twitter.com/uI2Amya8LF
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
かつてはオタクというのは一種類の人種で、それは何者なのか?を解き明かそうとする本が多かったわけだけど、本書の場合だと相対的に見て自分は/他者はどのタイプのオタクなのか?を判定できるのが面白いかな?と。
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
ビジネス本なので、オタク向け新ビジネス案で締め括ってるのが、ちょっと蛇足のような。巻末の座談会は、ちょっと聞き手の原田氏が知識不足っていうか、たぶん自分がその立場でも同じような受け答えになりそうで読んでて地味に痛かった。オタクのジャンルが広範囲すぎて、近作についていけないよなあ…
— 萌尽狼(日本空中戦車道連盟) (@asialunar) February 25, 2016
後半失速したけど途中までは面白く読めたのでなかなかよかったのではないでしょうか。