今年の菜の花の作付け面積日本一は滝川ではなく岩見沢だった
2017年5月19日付けのプレス空知オフィシャルサイト、トピックス[岩見沢・美唄版]によると、今年の菜の花の作付け面積日本一は滝川ではなく岩見沢なんだそうです。
★今年の菜の花の作付け面積日本一は岩見沢
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【岩見沢】栗沢の岐阜や小西地区などでは、黄色い菜の花が見ごろを迎えている。空知地域では滝川の菜の花が157㌶の面積で「3年連続日本一」として20、21の両日に、「菜の花まつり」が盛大に企画され、数万人の集客が予想される。実はJAいわみざわの集計によると、今年の岩見沢の作付面積は滝川を3㌶上回る160㌶。つまり日本一は岩見沢。でもイベントもなければ、案内もない。「さびしいかぎり」と栗沢の住民は嘆息している。
菜の花の作付け面積日本一といえばまず青森県上北郡にある横浜町が思い当たります。現在でも本州一の作付け面積であることには変わりなく、滝川市と同日に菜の花のイベントが開催されました。
しかし、滝川市のライバルはもはや横浜町ではありませんでした。真のライバルは同じ空知管内にあったのです。
たきかわ菜の花まつりの開催前日になってこのニュースを持ち出してきたのは、プレス空知が意地悪なのか、それとも当の岩見沢市が意地悪なのか、その真意はわかりません。
同じ空知管内といっても滝川市は中空知の中心都市、岩見沢市は南空知の中心都市であり、JAも分かれているので互いに競い合う関係にあります。
岩見沢市側が「なんだよ! 滝川市ばっかり日本一ぶっててずるい!」と言いたい気持ちもわかりますが、せっかくの観光資源で仲違いしてしまってはもったいないです。
ですので、難しい提案ではあると思うのですが、来年から「そらち菜の花まつり」とか規模拡大しちゃって空知管内全域を巻き込んでいった方がお互いに不幸にならずに済むんじゃないでしょうか?
理想としては国道12号の沿線自治体にも協力を仰いで「そらち菜の花街道」にすることですが、まずは空知には滝川市だけでなく岩見沢市にも菜の花の名所があることを知ってもらうほうがよいでしょう。