旧萌尽狼グ

同人音楽サークルkaguyadepth代表、萌尽狼(もえつきろ)の個人ブログ ※更新終了

サイトロンレーベルG.S.M.1500シリーズのデザイン・レイアウトの変遷について

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7月8日から頒布開始したkaguyadepth 1st EP『Chikkutune 竹製楽器×チップチューン』では、音楽CDのみの特典として「I.G.S.M.300シリーズ」と銘打って、帯・バックインレイ・盤面デザインでサイトロンレーベルをオマージュしました。
東京は秋葉原のあきばお~こくとBEEP秋葉原、池袋のTOKYO FUTURE MUSIC、大阪は日本橋のゲーム探偵団に委託しています。それぞれ通販もありますので、ぜひ手にとってニンマリしてみてください。

CDの詳しい内容は特設サイトをご覧ください。
kaguyadepth.jp

G.S.M.1500シリーズでこのデザインのバックインレイは、1990年4月21日発売の『S.C.I.』から1992年10月21日発売の『フィグゼイト』まで全部で41枚ありますが、サイトロンレーベル十余年の歴史を振り返ると意外と短命だったことがわかります。1991年2月21日発売の『シャドウブレイン』から盤面デザインが変更されたため、盤面まで全く同じデザインの元ネタとなるとわずか19枚しかないのです。あれれ? ニンマリできる人、意外と限られてますね?

G.S.M.1500シリーズは初期のデザインを含めて、バックインレイのゲーム画面写真は2枚と決められていました。ところが、格闘ゲームブームになるとキャラクターの人数分、テーマ曲やボイスを収録するようになり、収録曲数やゲーム画面写真の枚数が増加。ゲーム内容に合わせてレイアウトを組む方向へとシフトしていきました。また、DTPへ移行しCGを多用したメタリックなデザインも多くなっていきました。

それではG.S.M.1500シリーズのデザイン・レイアウトの変遷について詳しく見ていきましょう。

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