PlayStation Mobile『不思議の国のラビリンス』
基本無料の引力はおそろしい。
剣と魔法のRPGが苦手な俺がここまでハマるとは。
『不思議の国のラビリンス』はいわゆるローグライクゲーム。
トルネコの大冒険と言ったほうがわかりやすいかもしれない。
操作が若干シビアで、ヘタに動きまわるとモンスターにタコ殴りにされて速攻で死んでしまう。
しかし、一度俺強い状態と生きるか死ぬかの駆け引きを味わってしまうともうやめられない。
この辺、同じPlayStation Mobileの『TOKYO JUNGLE Mobile』とも共通しているが、『TOKYO JUNGLE Mobile』はゲームバランスとテンポが悪いので繰り返しプレイだと疲れてしまう。
困ったことに、このゲーム一度始めるとオープニングに戻れない。
セーブデータはひとつしかなく、ダンジョン内で中断セーブしても死ねば自動セーブで初期状態に戻ってしまう。
有利に進めたければ課金という、実にわかりやすいシステムだ。
死ねばアイテムを失うので、勝ち続けなければいけないが、持ち歩けるアイテム数には上限があるし、モンスターの属性に合わせて武器の持ち替えが有効な場合もある。
つまり、所持アイテムと選択を間違えれば即死なので、そう簡単には進めないようになっている。
ワープや落とし穴でモンスターの巣に落とされてしまうこともある。
このへん、RPGが好きな人には当たり前のことなのかもしれないが、結構新鮮である。
問題はチキンなので、適当なところで逃げ出してしまいたくなる。