ロケーションに合わせた音作りについてのツイート

@suzukikunnkakko キーをCとして世の中の音を見ると、駅の発車メロディー未満のブザーの類でも、トニック・サブドミナント・ドミナントのどれかによって、示している警告の種類が違うことがわかってくる。意外なことに、避難誘導の警告音はルート音が多く、落ち着きのあるものが多い
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

圧電ブザーは個体差で音がぶつかりやすかったり、発音間隔のズレで連続音になって点音源の位置が特定不能になったりするが、ああいう不快感が警告音として実用性を遺憾なく発揮していることは間違いないわけで、ゆえに耳が良い人は工場勤務が辛いのだ。
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

@suzukikunnkakko 緊急地震速報で注目されましたが、環境音の中で埋もれさせずに、かつ心理的影響も考慮して音を作るのは簡単なことではないですよね。
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

ロケーションに合わせた音作りってZUNTATAのCOSIOさんが得意とする分野だけど、パチンコ・パチスロ、カジノ機器、アーケード業界では必須とされる技術だけに、ゲーム音楽で食ってるとそれができて当たり前のように思われてしまうこともある。スマホのスピーカーに合わせた音作りもしかり。
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

正直、自分も学生の頃はそういったことがまるでわかってなくて、単にハードの性能がいいからアーケードをやりたいなどと某社の面接で言って落とされたこともあった。コンシューマーも先のスマホの例のように組み込み系の技術が全く無用なわけではないが、一般的な音楽制作ができればある程度OKだよね
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

パチンコ・パチスロの仕事は、自分がギャンブルやらなくてまったく興味を持てなかったのですべて蹴ってきてしまったのだけど、やっぱりロケーションがわからなくてどうしたらいいかさっぱりわからないという不安が大きくて、自分のものづくりに対して自身が持てず、話についていくことができなかった。
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

そんなパチンコ・パチスロも、Z80制御からドリームキャスト相当の基板になって、いまや版権モノは普通にあの音が流れるわけだけど、PCMは埋もれるというにわか知識で聞くと大変不思議なことなのだ。多分筐体に合わせてマスタリングしなおしてるに違いない。そういうミドルウェアがあるのかも？
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014

そうなってくると疑問なのが、グラディウスとか悪魔城ドラキュラとかパチスロのサントラが出てるじゃないですか。あれって基板直録なのか？ってこと。アーケードゲームだと基板直録じゃないと怒る人が多いと思いますが、ロケーションに合わせたマスタリングのものをふつうの再生環境で聴けるものか？と
— 萌尽狼（日本空中戦車道連盟） (@asialunar) August 11, 2014