蒼樹うめ展とは何だったのかについて私なりの考え
@asialunar 例えばまどか☆マギカ論のようなものは語り尽くされており既にオタクは興味を示していない。本展で蒼樹うめ論のようなものをキュレーターが展開したところでわざわざ観客に喧嘩を売るようなもので、本展の客層とは筋違い。その点は議論された上でこのような展示になったと推測。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
蒼樹うめ展の開催内容に関しては公式サイト及びマイナビニュースを参照されたし。
そういえば昨日の17時休憩でリツイートしてモヤッてたのを思い出した。ちょっと書き出してみる。 https://t.co/h1dLOClv65
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
そのうえで、まずは引用リツイート先をご覧いただきたい。
蒼樹うめ展は美術展として見た場合、いろいろと問題があったという指摘は大変興味深いが、同時に自分の中でモヤモヤするものもあった。
以下に私なりの見解を示す。
@asialunar これはデジ絵は美術品として展示するに値しないと言っているの?時代錯誤も甚だしいんじゃないのか?とモヤモヤ。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 英語表記なしという点には同感。ただし言われて気づいた程度。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 蒼樹うめ展ではキュレーターは主役ではない。観客はキュレーターがなぜキュレーションしたかの理由を目的として本展に足を運んでいるわけではない。本展の目的は蒼樹うめ本人であるのでキュレーターは裏方に徹しているのである。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 例えばまどか☆マギカ論のようなものは語り尽くされており既にオタクは興味を示していない。本展で蒼樹うめ論のようなものをキュレーターが展開したところでわざわざ観客に喧嘩を売るようなもので、本展の客層とは筋違い。その点は議論された上でこのような展示になったと推測。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 物販に関しては、オタクカルチャーは消費行動と切っても切れない関係にあることを考えるとむしろ自然だし、実は上野の森美術館は単なるハコに過ぎず、ロケーションが合致していれば別にデパートの催事場でもどこでも良かった可能性もあるのかなと。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 完成品も展示すべきという意見には大いに反対!それは例えば「ベートーベン展」というイベントで演奏結果が全てであるからといって本人直筆の楽譜を展示せずにカラヤン指揮のCDを展示するようなものだと思う。つまり「顧客が本当に必要だったもの」とはズレている。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 蒼樹うめ展で「顧客が本当に必要だったもの」は「蒼樹うめ」その人であって、その後様々な人の手が加わってマスプロダクトされたものが観たいわけではない。デザイナーが修正する前の絵が展示されているのでHD053(図録P.46)を見て気付くべき。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar これは本人が直接関わってマスプロダクトしたものがある場合なら別。明和電機とか。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 僕は美術に対する「知識」や「言葉」を持たないから、持ってる人の意見に対して声高に物申すことはできない。でも、自分を見て欲しいはずのイベントでマスプロダクトされたものを展示しろと言われたら難色を示すだろう。まどマギはMagica Quartetの作品だろうし。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
なぜゆえこのような意見に至ったかについて、これまでの経緯をまとめる。
本筋から離れてしまうのでさらに引用リツイートで続けるが、蒼樹うめ展の目的は各人に委ねられているというか、ぶん投げられている部分はあるのかなと。勝手に解釈してねというか。なので勝手に解釈してる。 https://t.co/Tzdc3kWi4O
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 個人的にはトリメガ研究所の美少女の美術史展や、MdN6月号の少女の表現史など昨今大きく取り上げられるようになった二次元少女をアートとして捉える向きの延長線上として蒼樹うめ展は見ておかなければならないという思いで出向いた。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar 美少女の美術史展(キュレーション展)におけるトリメガ研究所(キュレーター)はキュレーターが主役でありメインコンテンツであった。これと比較して蒼樹うめ展はキュレーターが主役ではないと言っているのである。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar マスプロダクトされたものが展示されていることに対する嫌悪感は、現在兵庫県立美術館で巡回展が行われている「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」に起因。キュレーターの意図がマンガ、アニメ、ゲームで別々にあり一枚岩ではないことが気持ち悪いし、国がやってるから尚更。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
@asialunar まあ個々の企画展が意味を持たなかったとしても開催時期が集中することで時代が見えてくるのだとしたら、取り上げるべきものや作家はまだまだたくさんあると思うのでどんどんやってほしいな。本来オタクは本筋とは離れたところで勝手に楽しむ人種なわけだし。
— 萌尽狼(ASIA LUNAR) (@asialunar) 2015年10月8日
企画展というのは「企画」+「展」なのだなということを強く認識した次第である。