ひとつの高校の演奏を地区大会から全国大会まで聴いたことなんてなかった
TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』オリジナルサウンドトラック「おんがくエンドレス」
- アーティスト: 松田彬人,北宇治高校吹奏楽部
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2017/01/11
- メディア: CD
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プレミアムフライデーに『響け!ユーフォニアム2』のサントラを買いました。
滝川で売ってなかったので旭川まで行って。
通販してもよかったんだけど、ウェブサイトをリニューアルするまでは聴く余裕がなくて、それで発売から1ヶ月以上も経過してしまって。
まあ買うの我慢して他の事に力を注いでいたってわけなんですが、それはさておき。
まだ遠しで1回聴いたくらいなんですが、ひとつ気づいたことがあって。
それは、ひとつの高校の演奏を地区大会から全国大会まで聴いたことなんて今までなかったってこと。
吹部経験者なら自分の学校のCDを地区大会からずっと記念に買うってことはあるでしょう(自分らの頃はダメ金でも金賞じゃないとカセットテープでしたが)。
そうじゃなくて。
他所の学校の演奏を地区大会から追っかけるってことは、普通の人ならまずしないことです。
全国大会レベルになると金賞の学校はCDになって市販されるんですが、そうでない演奏は現地に行くか、通販もあるのかな?
どちらにしろ調べて動いて買わないと手に入らないものなんです。
劇中でも川島緑輝がライバル校のCD買って騒いでますが、要するにレアなんです。
そんな貴重な経験を、架空の学校だけど、1・2通してサントラ買うだけで体験することができるというのは、ふと気づいた意外な事実だったわけで。
これは声を大にして言いたいなと。
関西大会と全国大会の演奏の違いについてはライナーノーツでネタバレしてましたね。
それを踏まえて聴くと、関西大会は余計な音が目立って聞こえますし、全国大会はちょっと走り気味かなとも思います。
模範演奏としては1の時点で完成していたもの*1を、2では変えなくてはいけなかったわけで。
僕はアニメを観てて、ずっと「これ制限時間内に収まるのか?」ってずっと不安でしたが。結構タメが多いので。
難しいですよね。模範演奏が全てというのなら東京佼成ウインドオーケストラさえあればよくて、吹奏楽コンクールそのものが無意味化してしまいますから。
全体的に続編ということでハードな曲が多かったんですが、劇伴自体は1に比べて憂鬱な曲はそれほど多くなくて、だいぶ印象が異なりますね。
相変わらずライバル校のクラシック曲はイカツクて困ります。パガニーニの主題による狂詩曲もシェエラザードに負けず劣らず難解な曲ですなぁ…
主題歌は歌詞を見ながら聴くと涙腺が緩んでダメですね。
まだライナーノーツを読み込めていないのでもう少し聴き込みが必要です。
ハイレゾ盤に正規のライナーノーツ付けないのは商売上手というか、正直困りますよねえ…結局CD買わないといけないんで。
響け!ユーフォニアムはハイレゾ盤のサイトにも別にライナーノーツが付いてるこだわりようなんですが。
*1:選曲シーンで流れる模範演奏が後の地区大会の録音とかメタいですよね。