ASIA LUNARウェブサイトに小説集ページを追加しました
http://asialunar.info/works/novel.html
ASIA LUNARウェブサイトに小説集ページを追加しました。
過去に何度か小説ページを作成したことはありましたが、身内ネタでどうにもお見せできないものを除いて、ゲーム12作品、アニメ1作品、オリジナル16作品と、これほど多くの作品をまとめたものは今回が初めてです。
作品発掘作業はお世話になった方々・団体の皆さん(リンク集)の作成と同時進行だったため、先日追加したイラストギャラリーよりも時間がかかりました。現状、過去にウェブ公開済みの作品を中心にまとめましたので、今後企画書などが見つかれば作品が増える可能性があります。
なお、未完の『みこたん~巫女と戦車と滝川と~』に関しては、制作時期によって設定が異なるなど複雑なため、後日あらためて特設サイトをまとめなおす予定です。
以下、レイアウトの都合上、サイトにはあらすじなどを載せてないので、こちらで作品紹介します。
ゲーム
ツインビーPARADISE
ツイパラは今年(2018年)で放送開始25周年。ここで改めて5周年、10周年の記念作品を振り返りたい。
クライシスフォース
ファミコン末期に発売されたコナミSTGの集大成。マイナーゲームだからこそ私の二次オリ創作意欲を掻き立てられた。
クライシスフォース外伝(1994年6月~1995年3月)
私の小説処女作。当時はD.W.B.C.の会報誌だった「青空PSG」に連載。毎月少しずつ書いていたためストーリーの展開は緩やか。
生後間もなく父を失った少年がオーラウィングの謎を解き明かす成長物語であり、クライマックスの最終バトルは意外とあっけない。
元はコナミのフリーマガジン『DS-3』の1コーナー「開発マン養成講座(開発マン養成株式会社)」宛の企画書で3D STGだった。
クライシスフォース外伝(加筆修正版)(1996年4月)
翌月からオリジナル作品『重工戦記・蔵星』の連載開始を控え、小手調べに良くも悪くも加筆修正を施し総集編としたもの。
全16話を5章に再編し、エンディングを改変。大筋は変わっていないが中だるみをなくして話のスピード感がアップしている。
元のエンディングはあかほりさとるの影響か少しはぐらかした感じだったが、そのままでよかったような。ぜひ読み比べてみて。
クライシスフォース外伝 第二章(1998年4月)
前作で脇役だった禳士(じょうじ)と禊太(けいた)が主役に。ただし前作とのつながりはない。
「耶帆」という漢字の読み方ワンアイディアで書いたもので、敵キャラは『ガメラ2 レギオン襲来』の影響が強い。
磯谷(前作では磯ケ谷)博士が大学にいるなど時系列は曖昧。本作をもってクライシスフォース外伝は完結した。
ステイリゼル
沙羅曼蛇2仮想続編サントラ企画とグラディウスファンサイトで、『マネシス'99改』公開停止を受けてKONAKEN藤崎景子さんの命名で改題したもの。
0th4th:reconnaissance(ゼロスフォース:リカナセンス)
もうひとつの沙羅曼蛇2をつくる『0th4th:revive』の1992年AMショーバージョン(先行試聴盤)。作曲にU-CHANG(『ドラキュラ ~仮想サントラ~/船乗りの話』のたかはし氏と同一人物?)が参加。
ユリアーナのコト、デイジーのコト(2003年3月)
グラディウス帝国の盲目の姫君ユリアーナ・バートンと、ビックバイパー専属整備士デイジー・デイジーの日常。
専属整備士は杉崎ゆきるの漫画『女神候補生』が元ネタで『0th4th:revive』ではキャンセルされた設定。
ユリアーナは的良みらんの成年コミック『BAD MEDICINE』に登場する鈴上ユズキと、『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』の主題歌を歌ったユリアーナ・シャノーが元ネタ。
ビックバイパーのシステム「パペットマスター(人形使い)」のしゃべり方はGBA『Z.O.E 2173 TESTAMENT』が元ネタとネタづくし。
トリガーハート エグゼリカ
童(Warashi)の高機動シューティング。NAOMIからDC、Xbox 360、PS2に移植された。キャラクターデザインはかこいかずひこ(GRA名義)。一般にはスク水STGとして知られる。
Are You Receiving Me ?(2007年1月)※未完
月刊アルカディアで行われたオリジナルトリガーハート(OTH)のイラストコンテスト(応募は間に合わなかったが)をきっかけに開始した二次オリは、当初18禁だった(OTHをOTLと┤に分解して後背位に見立てた)。
話はEXELICAのアナグラムから生まれたショタ型エグゼリカのエイサク(LE-EIXAC)のいる地球パートと、ナース型エグゼリカのエグザリス(EX-ALICE)がいるチルダパートが絡み合って展開する。
DC版発売を機に全年齢化し、同年11月の同人誌『マスプロダクト・アンカー』では小説の冒頭のみ掲載したが、実はこんな続きがあったのだ。スカトロ注意。
なお、タイトルは高橋幸宏の曲名から拝借。エグザリスのメッセージは地球のエグゼリカたちに届くのか?
www.youtube.com
アニメ
機動戦艦ナデシコ
説明不要の人気アニメ。とはいえ私はテレビシリーズのみで劇場版は未見のため、成長したルリルリとかよくわからない。『Nightmare』なら知ってるけど(笑)
オリジナル
重工戦記・蔵星
元はSFC『デザエモン』で作っていた横スクロールSTG(SFCはRF出力とAV出力を同時に出せるのでRF出力を縦置きモニタに出してた)。
重工戦記・蔵星(1996年4月~1997年1月)
小説では私の代表作のはずなのだが、今改めて読み返すと内容がガバガバで正直クライシスフォース外伝より出来が悪い。
全体的な緊張感のなさはザコパラ譲りと言えるが、目の肥えた大人には辛いというのが正直なところだろう。
もっとも、今書き直すとすればタイトルから期待されるシリアスさに応えるだけの筆力のなさに悶絶することになるだろうが。
GUNSLINGIRLS(ガンスリンガールズ)(2001年7月)
『GUNSLINGER GIRL』とは無関係。そもそも東京スカパラダイスオーケストラのライブ盤『Gunslingers』が元ネタであるし、私の方が少し早いのでガンスリには正直驚いた。
ミレニアムガールズ(イラストギャラリー参照)という新キャラを交えた、銃がテーマのスピンオフ。そのため、私の作品としては珍しくバンバン人が死ぬ。
重工戦記・蔵星は前日談・後日談であと3作品は書くつもりだったが、他作品もありうまくまとまらなかった。その状況をぶち壊したい思いの現れだろうか。
アルティメディア
個人サークルEDIA LABEL活動開始のきっかけとなったオリキャラ粳 麻唯(うるち・まい)を中心としたバーチャルアイドルプロジェクト。
LIVE TOUR 1996 "Mの行方" 座談会(1997年6月)
アルティメディアがまだウルチメディアだった頃の仮想ライブアルバムのライナーノーツを、アルティメディアの設定に合わせて加筆修正したもの。
アルティメディアはPSY・Sの影響が強く、バックバンド「Live ULTIMEDIA」にSideWoods、Noro-SAN Zooといったミュージシャンが参加しているという設定だった。
当初は国民的アイドルウィンビー(パステル)と同じどんぶり島で活動している設定だったため、ライブツアー中に離島に行ったことになっている。
“autumn”デビュー物語(2000年11月)
女性キーボーディスト、プロフェット赤井川がSideWoodsを一時脱退し、実家を継いでローカルアイドル「オータム」のプロデューサーになるまでの話。
さとみひでふみさんに描いてもらったデビューアルバムのジャケットはアルティメディアとオータムで色違いだが衣装のデザインは同じものとなっている。
今ならアルティメディアの派生ユニットとして設定するのだろうが、当時はその発想がなかったため同じ事務所内でライバル関係にあるという設定になった。
“餓獣魔”デビュー物語(2001年11月)
獣人クォーターの少年、犬神数馬がSideWoodsの柴山ヒデユキに才能を見出され、ヴィジュアル系ボーカリスト餓獣魔(がじゅま)としてソロデビューするまでの話。
『グラビテーション』の影響もあると思うが『アイドルマスター SideM』的な展開も模索していたことになり、今にして思えばいろいろともったいないことをしている。
transfurを盛り込んだのは完全な趣味。ちなみに事務所公認の粳麻唯の彼氏なのだが、これは粳麻唯を客観視できない自己の現れとも言えるだろう。
温泉シリーズ
学生時代にC言語の授業で作ったアドベンチャーゲームと、アナザーストーリーの小説。温泉にこだわったのは、中学生の頃に地元の温泉めぐりにハマっていたため。
秘湯珍騒動in十勝岳温泉(1998年9月)
ゆるふわ系ヒロイン檜さうな初登場。この娘のキャラは拙作でも他に見られないものなので、ぜひ遊んでみてほしい。
画像のないテキストアドベンチャーで今回、20年ぶりにソースコードを見てHTMLに移植した。64bitのコマンドプロンプトでは当時のプログラムが動かないとは…
この、どの選択肢を選んだらよいのかよくわからない感じは『アキバで迷子』に受け継がれた。
その他オリジナル
エッチいの多め。
Flexible Guardian(1997年2月)
『重工戦記・蔵星』連載終了後に読み切りで書いたもの。童話風に書いたもののなんかイマイチ。
動物機装テンガイン 誕生編(2000年6月)
ドラマCD用の企画。動物がテーマの変身ヒーローもので、後に犬神数馬が大ファンで主題歌も担当したという設定で劇中劇としてアルティメディアに吸収された。
その後『どうぶつ奇想天外!』が終わってしまったので完全に出すタイミングを逃してしまった。私が変身ヒーローものに疎いというのもあって後が続かなかった。
メイド電機 アウトライン(2004年3月)
メイド電機特設サイト用に書いたものだが、前年の夏コミで『ツクバもえもえ伝説』のCDを出した後なので、完全に後付け設定。
当時、妙にくどい絵柄だったせいもあり、それに引っ張られる形でご主人様と社長、副社長、経理のヲノさんの関係もそこはかとなく淫靡なものに…
多分に的良みらん先生のぱらでん(PALLADIUM GARDEN)の影響があると思うのです。武装メイド好きでしたからね。
Raiders Radar(2004年6月)※未完
ニンテンドーDS発売前に考えたDS用3D STG企画。曲は私のベスト盤2にも入ってるが、企画まで見たことあるという人はそう多くはないはず。
『カウボーイビバップ』には到底及ばないものの、レトロフューチャーな感じを出したかったので『遊星からの物体X』も『遊星よりの物体X』も聞きかじってる主人公像にしたと。
小説集にまとめるにあたりゲーム内容部分はバッサリカットしたけど、別に2画面である必要はないかも。だって基本『スターラスター』だし。
ジェル人間になった女(1999年5月)
グロ注意。読者を大変困惑させた作品。今でこそ状態変化とかモンスター娘はそれなりに認知されるジャンルになったけど、当時はねえ…
直接影響を受けたのは、コミックボンボン連載のファミコン『超人狼戦記ウォーウルフ』のコミカライズかな。
あとはテレビ東京でやってた『ハウリング』とか『怪奇!吸血人間スネーク』とかのホラー映画。当時は怖くて最後まで観れなかったけど。
Electric Slave(2001年11月)
グロ注意。まさに特殊性癖の極みがここでポンと出てしまったわけですね。未だに類似ジャンルがないです。広義には物品化に当てはまるのだろうか?
まあ前から入ってるのに貫通してなぜか口から出てくる表現は触手モノでもたまに見かけますから、そういう意味では当時ほど問題ではないのかも…
ちなみにPODじゃなくてV-AMPなのはやっぱりベリンガーで安いからだったんだろうなあ。
佐宗 沃(さむね・いる)(2007年10月)
グロ注意。某所に別名義で投稿したものなので初めて見た人も多いと思う。一番濃いやつだけど、良心の呵責でイマイチ徹底的にやりきってない感じ。
某所での評判も悪かったそうで、絵まで描いてもらったのに申し訳なかった。
あと、本人の望む望まざるにかかわらず、状況を受け入れて心境が変化するところにグッとくる人になったので、今はもうこういうのは書けないと思う。